投稿

2019の投稿を表示しています

イベント一覧

今後のイベント
昭和12年学会では、年1回の大会とともに、毎月1回公開研究会を実施しています。 【研究大会】中止 2020年の研究大会は中止とさせていただきます。
大変申し訳ございません。
2020年11月に開催を予定しています。 詳細が決まり次第、お知らせいたします。
【公開研究会】 2020年の公開研究会では、 2019年11月に行いました第2回大会で発表いただいた先生方に講師をしていただきます。
大会で発表・議論した内容に、更に磨きをかけて発表いただき、 議論を行い、より知見を深めていければと考えております。
一般の方もご参加いただけます。 当日ご入会いただけましたら、会員価格でのご案内が可能です。
参加費は以下の通りです。 一般:3000円 学会員:2000円 ※研究会後には懇親会も予定しております。(別途参加費がかかります。)

公開研究会のご案内(PDF)

公開研究会の開催予定 ・第1回 1月 18 日(土)14:30~16:30(14 時開場) 講師:宮田昌明(一燈園資料館「香倉院」職員) 演題:近衛内閣と支那事変 会場:ハロー貸会議室茅場町駅前 RoomB  (中央区日本橋兜町 13-1 兜町偕成ビル別館 3F)
第1回公開研究会参加フォーム    ⇒終了しました。

昭和12年学会第2回研究発表大会開催のご報告

イメージ
昭和12年学会は、去る令和元年11月10日に、第2回研究発表大会を開催いたしました。

東京大学名誉教授 伊藤隆先生の特別講演「私の見る昭和12年」に始まり、
2セッション6名の方にご発表いただきました。

大会には123名の大勢の方に、
その後の懇親会にも68名の方にご参加いただき、
大変な盛況となりましたこと、御礼申し上げます。

特別講演 「私の見る昭和十二年」 東京大学名誉教授 伊藤 隆 先生 『歴史と私 - 史料と歩んだ歴史家の回想』(中央公論社、平成27年)

​第1セッション 「昭和12年の国体論」 里見日本文化学研究所所長  金子   宗德  先生  

「昭和12年の宮澤俊義」 昭和12年学会事務局長・憲政史家  倉山   満  先生
​ 「1937年のアクシオン・フランセーズ」 國學院大學大学院生  ポール・ド・ラグビビエ  先生 ​第2セッション 「中国共産党とトーマス・ビッソン」 拓殖大学大学院客員教授  江崎   道朗  先生

「近衛内閣と支那事変」 一燈園資料館「香倉院」職員  宮田 昌明  先生

 「昭和12年のモンゴルと徳王」 昭和12年学会会長・東洋史家  宮脇 淳子  先生




<大会中の会場の様子>

<大会中に司会を務めていただいた杉山先生 >

<大会中に司会を務めていただいた小野先生>

会員総会の様子 総会で議決をとられる藤岡先生

懇親会の様子   乾杯をする先生および会員

昭和12年学会第2回研究発表大会のプログラム

イメージ
昭和12年学会第2回研究発表大会昭和12年学会の研究発表大会を来る令和元年(2019年)11月に実施いたします。 昭和12年学会の研究成果を披露する、最も重要な会です。
皆様奮ってご参加ください。
昭和12年学会第2回研究大会プログラム(ダウンロード版) 第2回研究発表大会開催概要 日時:令和元年(2019年)11月10日(日)    12時半開場、13時開会    18時半より懇親会開催
参加費:無料(昭和12年学会会員のみ参加可能)       (参加希望の方は事前の入会をお願いします)
会場:ベルサール神保町 Room3+4+5    東京都千代田区西神田3-2-1


神保町駅・九段下駅から会場までの地図 プログラム・登壇者のご紹介 ​<記載事項>      
演題 発表者名(専門) 生年 肩書 代表作

特別講演

倉山満 昭和12年の宮沢俊義 昭和12年学会論文1号

昭和12年学会論文1号
公開日:令和元年9月28日
著者:憲政史家 倉山満 Author: Mitsuru Kurayama, Historian of Constitutional Government
題目:昭和12年の宮沢俊義 Title: Toshiyoshi Miyazawa in Showa 12
論文要旨 宮澤俊義は、日本を代表する憲法学者である。戦前から立憲学派の優秀な憲法学者として知られ、敗戦後は憲法学の権威となる。現在の日本で宮澤の影響を受けていない憲法学者はいない。だが、宮澤の学説には多くの批判もあり、特に戦前と戦後で変節したと批判される。ただし、それほどの重要人物でありながら、戦前の宮澤の憲法学を検証した研究は少ない。
 そこで本論では、宮澤憲法学とは何だったのかを検証するために、四つの論点を取り上げる。
 第一の論点は、宮澤の憲法観である。そもそも宮澤は、憲法をどのように捉えていたのであろうか。戦後の憲法学の中心は、日本国憲法の条文の解釈である。しかし、宮澤にとって憲法典の条文は憲法のすべてではない。戦前の宮澤は憲法を論じる場合は常に、歴史と外国法との比較、政治における運用を重視した。そうした宮澤が身に付けた発想は戦後にも残っている。憲法は条文に何が書いてあるかだけでなく運用が重要であり、運用においては憲法を活かす法律が必要であると説いていた。こうした傾向は、宮澤の弟子たちには見られない。
 第二の論点は、天皇ロボット説である。天皇ロボット説とは、「日本国憲法下においては、天皇は現実に政治に影響力を発揮してはならない」とする説のことであり、今では日本政府の公式見解となっている。この説は、世界の立憲君主制の常識とは乖離した特異な学説であるが、それを宮澤自身も自覚していた。青年期の宮澤はフランス憲政史の研究者としても知られていたが、第三共和政における大統領制から天皇ロボット説の着想を得た。
 第三の論点は、八月革命説である。八月革命説とは、「革命の定義は主権の変更である。大日本帝国憲法は天皇主権だったが、昭和二十年八月のポツダム宣言受諾と日本国憲法制定によって国民主権となった。よって、日本国憲法制定は八月革命である」とする説である。この説は現在の憲法学の通説だが、批判も多い。では、宮澤は八月革命の着想を、どのように得たのであろうか。通説が言…

<岡田英弘三回忌シンポジウム>岡田英弘の歴史学とはなにか、開催のお知らせ

イメージ
<岡田英弘三回忌シンポジウム>岡田英弘の歴史学とはなにか、開催のお知らせ 昭和12年学会会長宮脇淳子がコーディネーターを務める、 岡田英弘三回忌シンポジウムが2019年5月26日に早稲田大学にて開催されます。
◆シンポジウム概要◆ 日時:2019年5月26日(日)13時半開場、17時終了予定 場所:早稲田大学3号館 704教室
定員:100名(先着順)  申し込み、問い合わせ:藤原書店(詳しくは案内を御覧ください=>ご案内PDF
故岡田先生は、独自の「世界史」を打ち立てた! 故 岡田英弘先生は、朝鮮史研究を出発点とし、満洲史、モンゴル史と研究を深め、幅を広げていく中で、「13世紀のモンゴル帝国がユーラシア大陸の東西をつなぎ、”世界史”が始まった」と提唱しました。
世界史と言えばヨーロッパを中心とした歴史観が中心となっていましたが、それとは全く異なる価値観を提案できたのは、それぞれの知見の深さもさることながら、研究の幅の広さが前提となっています。
本シンポジウムでは、4人の専門家をお招きし、昭和12年学会会長宮脇がコーディネーターを務め、故岡田英弘先生の仕事を改めて見直し、次世代へ継承する内容をお届けします。
<出演者概説> ・杉山清彦先生  東京大学准教授。東洋史学が専門。  大清帝国の形成過程とその政治・制度・軍事について研究。
・内藤洋介先生  郵便学者。日本文芸家協会会員。株式会社フジホールディングス顧問。  切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱。
・古田博司先生  筑波大学教授。専門は東アジア政治思想・挑戦政治。
・楊海英先生  内モンゴル自治区オルドス出身。  静岡大学教授。専門は文化人類学。
*詳しくはご案内を御覧ください。=>ご案内PDF


昭和12年とは何か?本の紹介と読者の声

イメージ
昭和12年学会発足に当たり、昭和12年とはどういう年か、学会とはどうあるべきものなのかを問うた「昭和12年とは何か」を藤原書店より出版いたしました。

ここでは、書籍の紹介と、読者から寄せられた声をご紹介します。

世界史から、昭和12年を問い直す。 昭和12年(1937年)――
盧溝橋事件、通州事件、上海事変、正定事件、南京事件が起き、支那事変(日中戦争)が始まった、日本にとって運命の年である。
この年の前後を“切り口"に、常識とされているあらゆるものを見直したい。
第二次世界大戦を目前に控えた昭和12年を、改めて世界史の中で俯瞰し、専門領域を超えた研究者たちと交流する中で、歴史の真実を追究する。

「昭和12年とは何か」目次 
昭和12年学会 趣意書

序章 日本と世界、「昭和12年」へ――問題提起 共産主義の脅威と貧困問題
「日露戦争後の平和ボケのなれの果て」の時代
世界史的な切り口としての「昭和12年」

第一章 世界史上の重要年「昭和12年」とは ソ連と世界
レーニンの「アジア迂回」政策
世界的な大変動が始まった年
「侵略戦争」「侵略国家」と言い出した学者たち

第二章 「昭和12年」と「西暦1937年」 西暦を併記するか
当時、だれが世界を見ていたか?
対象を絞ることで、見えてくるもの
特定の年に注目するこれまでの試み
世界における「元号」
「昭和12年」の世界地図
西暦と元号の違い
日本を「侵略国家」とだれが言い出したか
戦後の歴史学界の偏向
受け身の姿勢をのりこえる

第三章 「昭和12年学会」創立のいきさつ 通州事件と正定事件から
既存の学会にない、本当にアカデミックな発表の場を
後継者を育てる

第四章 それぞれの昭和12年観 通州事件と幕府山事件――藤岡信勝
学術的検証の大切さ――倉山満
満洲とモンゴルから見た日本の昭和12年――宮脇淳子

第五章 大陸と日本の歴史検証 日清戦争で大陸の暴力に直面した
大日本帝国の愚かさを客観的に見る
何千年もの間、まわりは敵だらけ
日清、日露の問題意識を検証する
いかに強くあるかが問題

第六章 つながりを語る 藤岡信勝―宮脇淳子という関係
藤岡信勝―倉山満という関係
宮脇淳子―倉山満という関係

第七章 本当のことを伝える きちんとした因果関係をたどることの重要性
第1回の研究発表大会について――第1セッション
第1…

昭和12年学会会員資格に関する趣意書

昭和12年学会の会員資格につきまして、改めてご案内申し上げます。

本会は、既存の学会の枠組みを越え、幅広く学際的な研究を行うという趣旨から、
研究者としての肩書(修士、博士等)を会員の要件としておりません。

大会および公開研究会の発表は、あらゆる分野からの学問的批判に耐えうるものを目指しますが、会員につきましては、現職、あるいは前職が研究者でない方も含め、幅広く募集しております。

本会の趣旨にご賛同頂ける方は、ぜひ入会の申込みを頂きますよう、改めてお願い申し上げます。

なお、入会に際しましては、お申込み後に理事会の承認を経まして正式入会とさせて頂きます。ご了承下さい。

昭和12年学会ご入会申込書

平成31年、令和元年の公開研究会のご報告

イメージ
過去の公開研究会実施報告 最新情報はこちら https://s12gakkai.blogspot.com/2019/02/12.html

<第5回> 5/18(土)14:00~17:30 ハロー貸会議室神保町
緒方哲也先生「通州事件と阿片問題-通州事件が引き起こされたのは阿片が引き金なのか?-」 樋泉克夫先生「P・バックと昭和12年前後の日米中を巡るソフトパワー-『大地』と『中国=文化と思想』を巡って-」
緒形先生の発表

樋泉先生の発表
会場の様子
倉山理事のご挨拶

<参加者の声:アンケートより抜粋>
<第4回> 4/20(土) 14:00〜17:30 ハロー貸会議室茅場町駅前
峯崎恭輔先生「正定事件と在支カトリック情勢-田口枢機卿の北視察より-」
倉山満先生「昭和12年の宮沢俊義」





峯崎先生の発表
倉山先生の発表
会場の風景
司会の海上先生

<参加者の声:アンケートより抜粋> 「日本人は事実関係について研究するのは得意だが、研究内容をどう発信するかに大きな課題がある。世界に事実と信じてもらえるような発信をしてほしい。」
「宮沢俊義がなぜ通説のような人物像になったのかが理解できました。戦後レジームの脱却に向けて、宮沢俊義を理解することの重要性がよくわかりました。本当の敵がわからずしては、なにもできないからです。」
「正定事件自体を今回はじめて知りました。当時の日本や、カトリックやフランスの対応など整理されていたのが非常にわかりやすかったです。」
<第3回>
3/16(土)12:30~16:00 ハロー貸会議室神保町
樋口恒晴先生「昭和12年の軍事状況」 宮田昌明先生「昭和12年の日中外交史-佐藤外交からトラウトマン工作まで-」

樋口先生の発表
宮田先生の発表
会場の模様
藤岡理事のコメント
<参加者の声:アンケートより抜粋> 「昭和12年の日本の軍事事情がよくわかりました。西欧と日本との軍事の認識に違いがあり、はっきりした国防システムが日本は作れていないこと、また、兵站(ロジスティクス)を重要視していなかったということを初めて知りました。」
「外交政策と戦局の変化とのタイミング、経済とともに思想と理念との関連性について興味深い話を伺いました。」
「憲法を変える前にやらないといけないことがある、ということが、…